潜在意識

「魂からの癒し チャクラ・ヒーリング」

最後に一冊、ヨガの本を買ってきたかったので探したのだけれど、いいものがなかった。

そこで古本屋をあさっていると、そこにこの本があった。ヨガの本ではなかったけれど、なぜかひかれたので直感を頼りに買うことにした。大正解だった。

chakra healing

「魂からの癒し チャクラ・ヒーリング」ブレンダ・デーヴィス著、三木直子訳
(左は原書、”The Rainbow Journey: Seven Steps to Self Healing” by Brenda Davies)

チャクラについて」でもまとめたけれど、どういうことによってどのチャクラが傷つき、どうやってそれを治していくかが詳しく書いてある。著者が薬剤師、外科医を経た精神科医であるという点もおもしろかった。体と心を総合的(Holistic)に分析しているのだ。

最初にチャクラの状態を知るための自己診断テストがあったので、やってみた。各チャクラについて、回答のほとんどがイエスの場合は、なんらかの問題があると思われるとのこと。

1)ルート・チャクラに関する質問

  1. 自分はどこにも帰属しておらず、どこへ言っても孤独だ、と感じる、または感じたことがある
  2. たとえば酒、麻薬、幽体離脱、自殺などの手段で自分の人生から逃げ出したいと感じる
  3. 人生がどうでもよく感じられ、死にたい、と思うことがある
  4. セックスに幻滅している、(肉体的な疾病が原因でなく)インポテンツである、あるいは真のオーガズムが得られない
  5. 受胎から三〜五歳までの間にトラウマ、悲嘆、困難を味わった
  6. 何かが不安で、その気持ちを他のこと―たとえば不要なものを次から次へと買ったり、逆にお金を使うことを拒否したり―で補おうとしている
  7. エネルギーが低く、力が出ない、疲れている、気分が悪いと感じることが多い
  8. 足に問題がある、あるいは痔、慢性便秘に苦しんでいる

2)セイクラル・チャクラに関する質問

  1. 自分の性的傾向に問題を感じたり、性の喜びを受け取る、あるいは与えることが難しく、興味が持てなかったり積極的すぎたりする
  2. 優しく触られたりいたわられたりするのが苦手
  3. 性欲が低い、オーガズムが得られない、勃起が持続しない
  4. 基本的に元気がなく、スタミナが弱い
  5. 性欲を、実際の恋愛関係ではなく空想に向けたり、コミットした関係を避けるために複数のセックス・パートナーを持つ
  6. 腎臓や膀胱に問題がある、または頻尿である
  7. 三〜五歳から八歳までの間に、悲嘆やトラウマを体験した
  8. 味覚に問題がある

3)ソーラープレクサス・チャクラに関する質問

  1. 潰瘍、胸やけ、繰り返し起こる消化不良など、消化器官に問題がある
  2. 気性が激しく、カッとしやすい
  3. 権威者に対して萎縮して卑屈になったり、逆に挑戦的・反抗的になったりする
  4. ときどき(特に飲酒のあとなどに)爆発するが、ふだんは自分が持っていることに気づかない、激しい怒りを抱えている
  5. 八歳から十二歳の間に悲嘆やトラウマを味わった
  6. あるときは自分はまるで無力だと感じ、またあるときは、自分でも恐ろしいくらいパワフルに感じる
  7. どんなに必死に頑張っても自分の可能性を実現できないことがある
  8. 意志が弱く、人の言いなりになりやすかったり、逆に自分の行動の結果が人に与える影響を顧みずに我を通したり、と意思のコントロールが難しい

4)ハート・チャクラに関する質問

  1. 愛する、または愛されることができない
  2. 物事に対してネガティブで悲観的、あるいは高圧的で独裁的
  3. 人の問題に首を突っ込みたがり、一線を引いて他人の間違いを放っておくことができない
  4. ほとんどいつも疲れきっていてだるい
  5. 心臓、血圧、血の巡りに問題がある、あるいは喘息や呼吸器感の病気がある
  6. 短期で偏狭、あるいはあまりにも辛抱強くて寛容なため人に利用されがち
  7. 十二歳から十五、六歳の間に悲嘆やトラウマを経験した
  8. 人を許したり、慈悲や思いやりを持てない、あるいは、あまりにも思いやり深く感情移入が激しいため、人の苦しみに巻き込まれて自分も落ち込んでしまう

5)スロート・チャクラに関する質問

  1. 聴覚や発話機能に問題がある
  2. よく誤解される、あるいは自分の言いたいことを言うのに困難を感じる
  3. 自分の進むべき道、キャリア、転職を見つけられない
  4. 甲状腺、喉、耳、首に問題がある
  5. 十五、六歳から二十、二十一歳の間に悲嘆やトラウマを味わった
  6. 自分の創造性は押さえ込まれている、あるいは自分は創造的な人間ではないと思う
  7. 体の機能や生活の中でリズムを持つもの―たとえば呼吸、心臓の鼓動、月経など―に問題がある、あるいは音楽を聴いたり踊りながらリズムが取れない
  8. 他の人の意見に注意深く耳を傾けることも含め、コミュニケーション全般に困難が伴う

6)ブラウ・チャクラに関する質問

  1. 頭痛・偏頭痛に悩まされる
  2. 体内の調整機能―たとえばホルモン、体温、気分の浮き沈み、暴力衝動など―に問題がある
  3. 悪夢を見る
  4. 自分の将来を思い描くことができない
  5. 自分、あるいは周りの人の問題についての洞察力に欠ける
  6. 行き詰まった感じがして、解放されたい、自由になりたい、と感じる
  7. 自分はこんなにいろいろ持っているにもかかわらず幸せでない、と感じ、そのことで罪悪感がある
  8. 二十一歳から二十六歳の間に悲嘆やトラウマを体験した

これを読んで、それぞれのチャクラが年齢と成長に関係していることを初めて知った。ブラウ・チャクラにもなると二十代で発達していくものなので、若い人たちは上記の質問でイエスが少なくても普通だとのことだった。確かに人間の成長を考えてみれば、まずは生命の安心感があって、そこから年齢とともにより高度な安心感を得られるようになっていく。最初は自分一人で安心して存在していられることから、周りとのコミュニケーションも含むようになっていく。

この本では、それぞれのチャクラに詰まりがある人の例と、どう回復していくのかが書かれている。回復には、ノートに書いたり具体的にやってみるエクササイズと、メディテーションがあった。私はメディテーションの内容を読んで録音し、それを聞きながらやってみた。ヒプノセラピーの「未来療法」にも似ているところもあると思った。

広告

「プロカウンセラーの夢分析」

もう一冊、古本屋で夢分析の本を見つけたので買ってきた。

「夢」というとほとんどが「夢占い」の本が多く、当てにならないものが多いと感じていた。私はヒプノセラピーの体験もあり、夢はランダムなものではなく、自分の潜在意識の現れだと考えていた。カウンセリングでも気になる夢の内容を話し、自分のメンタルの状態を紐解く手がかりにもしていた。

ただイギリス人のカウンセラーの解釈は、日本人の感覚とは離れていることもあったりして、自分なりに解釈してみる必要もたくさんあった。例えば「緑」という色が出てきたとする。イギリス人にとって緑は、もちろん「新緑」のような若々しい意味合いもあるけれど、「病気」も連想できたりする。でも日本人には「緑」と「病気」は結びつかない。

こういった感覚の違いがあるので、自分で夢を分析できるようにはなれないものかと考えていた。そこにこの本を見つけた。

dream analysis

「プロカウンセラーの夢分析 心の声を聞く技術」東山紘久著

よくある夢分析の本は、辞書のようになっていてそこに解説が書いてあるのだけれど、これは実際の例を挙げながら「分析のしかた」を書いた本だった。

この本の素晴らしいところは、「その夢を見た人によって解釈が異なってくる」と書いてあるところだった。当たり前のことだけれど、例えば上記の「緑」でも、見たのがイギリス人か日本人かで異なってくる。その人が「緑」に関してどんな経験があり、どんな印象を持っているかでまったく意味が異なってくる。

本の中に出てきた例で、「高校の教室で試験を受けている」というのがある。これも当たり前だけれど、見た人が高校生中年のおじさんかで、まったく意味合いが違ってくる。また同じ夢でも、その人がどんなときに見たかによっても意味が変わってくる。見た人の心理状態をよく分析し、その上で夢の内容を紐解くことで、その人の潜在意識の状態がわかる。とてもおもしろかった。

自分でもやってみたけれど、やはり難しかった。でも意味のわかる夢もあり、おもしろかった。

エネルギーセンター

このころ夢にやたらと「」が出てきた。ちょうど「喉に問いかける宿題」のころと同じだった。

ひとつは、白い靴下の夢。白いコットンで編んで作られている靴下が一足、左向きに重ねてあった。白くて、新品。たぶん女性用だ。

もうひとつは、白い教会。きれいな木造の教会で、ワックスのかかった新品の体育館のような床を、裸足で歩いて行く。ちょうどチャペルの祭壇の裏側にたどり着いて、そこは白い小部屋になっていて、白い十字架の後ろにこれまた白いドアがある。ドアを開けると祭壇からコンニチハ、チャペルで礼拝をしている人たちをびっくりさせてしまう。私から向かって左側に白人系の人たち、そして右側に神父と黒人系の人たちが集まっている。全員ガンジーのような白い布をまとっていた。

さらに、ヨガの瞑想中にも同じような白い布を巻いた、それこそガンジーのような眼鏡をかけた男性が出てきた。仰向けに横になっている私を起こすように、屈みこんで右肩をポンと叩いてきた。それでびっくりして覚醒してしまった。

終わったあとに先生にこのガンジー(仮)の話をすると、少し話をしてくれた。

それにどのような意味があるのかはわからないけれど、その夢や夢の中の人に対して、私がどう感じたのかが重要だと教えてくれた。

右肩を叩かれた人に対しては、特に怖い印象はなく、ただびっくりした。だって、横になって瞑想しているときにそんな突然人が出てきて、びっくりしないわけがない。瞑想中はヒプノセラピーのような催眠状態で、夢と覚醒してる現実との間を行ったり来たりしているような感じだ。その中でこういう短い夢みたいなビジョンをいくつも見るのだけれど、まさか人が出てきて起こされるとは思わなかった。

先生いわく、このヨガニードラは「ヨガの睡眠」という意味で、「脳のリラクゼーション」だとのこと。

人は寝ているとき、体はリラクゼーション状態だけれど、脳は少しではあるものの動いていて完全には休まることがない。ヨガニードラは、この寝てもリラックスできていない「脳」をリラクゼーション状態にもっていくものらしい。

そうして脳がリラックスしている状態のときに、もしかしたら潜在意識が出てくるのかもしれない、それでそういった夢のようなものを見るのかもしれない、と言われた。ヒプノセラピーのようなものかと聞いたところ、それとは違うとのこと。英語だったのでよくわからなかったのだけれど、体の中にあるものは「感情」として記憶され、「エネルギー」として存在していて、これが潜在意識が開けたときに出てくるのではと。

感情 = エネルギー

このときはよくわからなかったけれど、これだけはなんとか理解した。「感情」というものは、目には見えないけれど、存在しているのだということ。電気というエネルギーも、目に見えないけれどもちろん存在しているし、それと似たようなものだとのことだった。

たとえば「悲しい」という感情は、「悲しい」エネルギーを持って存在している。その「悲しい」エネルギーが多くなると、体にも影響が出てきたりする。ストレスで胃腸が弱ってものが食べられなくなるなども、このせいだ。

だから普段生活している中でいろいろな感情が出てきて、それがエネルギーとして体の中に記憶されている。それが「夢」などの形で潜在意識から出てくるのではないか、ということだ。

最近やたらと夢に「白」が出てくるという話をすると、先生は「チャクラ」の話をしてくれた。

人体には「チャクラ」と呼ばれるエネルギーセンターが無数にあって、中でも大きなものが背骨に沿って7つあり、それぞれが特定の色と同じ波動で鼓動している。一番下の尾骶骨の辺りにあるチャクラは「赤」で、赤い色と同じ波動で鼓動しており、一番上の頭のてっぺんにあるのが「白」のチャクラだとのことだった。

この白のチャクラは、「すべてとの一体感」や「ニルヴァーナ」を意味しているとのことだった。

なんのことだかさっぱりわからなかった。でもなんとなく、もしかしたら私の頭と心が一体化してきているのだろか?と考えた。

「頭」ということで思い出したのは、このころ頭皮がひどく荒れていて、にきびもたくさんできてひどかった。そんな状態が、半年か1年くらい続いていた。私は界面活性剤を使わないシャンプーを使い、お酢のリンスで髪を流しているのだけれど、それにもかかわらずとにかく頭皮がひりひりとして止まらなかった。オイルケアをしても、ヘナをしてもだめだった。確かに、頭のてっぺんでなにかネガティブなエネルギーが発散されていたのかもしれないと思う。

とにかく、できることはいろいろな感覚に「Aware(知覚している)」でいることかなと言われた。難しいけれど、なにかわかっていくだろうかと期待していた。

今思うと、このころしょっちゅう出てきた「白」は、「これから色がついていく状態」だったのだろうと思う。一度まっさらになって、そこから自分をまた創り出していくところ。ガンジー(仮)に起こされたのも、ここから新しい人生、新しい一歩が「始まるよ」という気持ちの現れだったのではないかと思った。

実は、人間がなぜ毎日睡眠を必要とするのかは、今だ解明されていないらしい。物理的に、体自体はそんなに休まなくても別にいいらしい。ということは、やはり脳の休息のために睡眠が必要なのではないか。20分のヨガニードラが4時間の睡眠に相当すると言われるのも、頷ける。