ネゴシエーションの練習

スピリチュアルカウンセリングの続き。

仕事を満了後も延長してもらったほうが絶対いいのはわかっていたけれど、当時の精神状態では会社がどうしても合わなかった。でも、ずっと働きたい会社なら難しいかもしれないけれど、そうでないなら交渉してみたらどうかと言われた。確かに、あとから「交渉しておけばよかった」と思うのは残念だ。

交渉の前に、「こういうのだったらいいな」というのをリストにしておく。漠然として話をすると、あとで「こう言えばよかった」となってしまうので、自分の中で「希望」をまとめておく。この作業は今後においても役立つそうです。

今後これが役立つときがやってくるから、そのために今これを学んでおく時期ということなのだろうと思った。確かに、どうしても残りたい会社では交渉もしづらいだろう。そういうプレッシャーのないところで練習をするチャンスを与えられたのかもしれない。それでも境界線のない私にとってはとても難しいから、いい練習になるだろうことは間違いなかった。

ぼんやりしていると、やってくるものがあっても「うーん、行ってみようかなあ」「でもここに行くんだったら行きたくないなー」で終わってしまう。「あっちのほうに行きたい」「はっきりはわからないけど、あのあたり」というのを認識していれば、そこへ行くボートに乗れる。「この状況でこのままならいたくない」というのだから、「どう変わったら続けられるか?」を考える。

というように、自分の中である程度の条件をまとめておく。そうしないと「会社としてはどうしてくれるんですか?」と受動的になってしまう。

まさに、いつもの私がそうだった。

会社がどうなのか、人がどうなのか。相手をベースに「こうなったらこうする」「ああなったらこうする」と自分の選択肢を考えていた。会社や人がどうなのかわからないと自分のことも決められないから、相手のことを探るばかりでいつまでも落ち着かず、不安でいっぱいになってしまっていた。自分のことなのに、まったく主体的になれていなかった。

でも、だとするとどうやって考えたらいいかわからなかった。「自分を主体で」とは言っても、それができないからこういうことになっているのだ。

そうしたら「親友だったらどう言ってあげるか?」を考えるといい。「Kelokoさんはこう思っているから、じゃあKelokoさんのためにこう言ってあげよう」と。親友だったら、マネージャーだったら、自分の代わりに会社にどう言ってあげるかを考える。

これはとってもわかりやすかった。私も、人のことだったら順序立てて上手に考えることができる。

条件をリストにしておいて、話し合いのときに言ってみる。「◯◯って可能ですか?」と聞いてみて、「無理です」と言われるかもしれない。でも「今は難しいけど、将来的に考慮することはできます」と言われるかもしれない。どちらにしろ、可能性が「ある」のか「まったくない」のかを知ることができる。

「わかるけど、それは会社の中ではこうなんです」と言われるかもしれないし、「それは今までなかったけど、調べておきます」と言われるかもしれない。自分でも「これは言ってみるもんだな」という新しい発見もあるかもしれない。聞いてみないとわからない。

「こんなことを言ったら軽蔑しますよね?」と自分が思わないこと。思いにはエネルギーがあるので、そういう思いがあると伝わってしまって「今さらそんなことを言われても」と返ってきてしまう。心配だから難しいかもしれないけれど、そういうのをわざわざ流さないこと。

私はいつもそうだった。相手に都合を聞くだけのことを、勝手に「悪いな」と思ってしまっていた。または「自分は客観視ができている」というのを表すために、「難しいということはわかっているけど、念のため聞いてみたいんです」というスタンスで聞いてしまう。だから相手からは「期待」通りの「難しいです」という回答をもらってしまう。

特別難しいことでなくても、そういうスタンスで聞かれると人間は「難しい」と答えてしまうのだ。私が「それは難しい」という空気を、わざわざ自分から作ってしまっているからだった。わかってはいたのだけれど、どうしたらいいかわからなかった。

自分の都合を言って、相手の都合を聞くだけのことに、別に「客観視」なんてなくていいのだ。そもそも、生きていく上で「自分を客観視する」なんて、本来まったく必要のないことだった。これも、旧世代のバーチャルな考えかただ。「外から見て自分がどうなのか」ではなく、「自分がどう思っているのか」をきちんと把握して行動することが、人間には必要なのだ。

これもまた、毒親の元で育ったときにできてしまっただった。「私はわかっている」ということを、常に知らせておかないとならないと思っていた。でもそうやってきても毒親には私が「わかっている」のだということが理解されることはなかったし、私がラクになることはなかった。だったらやりかたを変えていかなければならない。

漠然と心配しているよりも、

 ①紙に具体的に条件を書き出す。
 ②今後の計画(今からここまでは聞いてみて判断する、納得できなかったらここで辞める、など)を決める。

「いつもしっかりしていなきゃ」ではなく、「足を進める前にやること」を練習する。これができると、「ある程度事前に決めておいてよかったな」となり、自信につながる経験にもなる。次からなにか話すことがあっても、ぼんやりではなくちゃんとフォーカスして話せるようになる。

確かに、これがうまくできるようになったら自信になるし、コツもつかめてだんだんと自然にできるようになってくるかもしれない。

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