「不幸にする親」抜粋:許すということ

次に、「許し」について。

「許す」とは、

①自分がひどいことをされたことを認識し
②そのために沸き起こったひどい感情と苦しみを味わい
③私だけが長さを決めることのできる一定の期間を通り抜け
④その後でようやく、ひどいことをした人に対して憎しみなどのネガティブな感情を持つことを放棄する

ということ。

復讐したい気持ちを捨て去ることは大切だが、
ひどいことをして自分を苦しめた人間から理由もなく罪を免除したり
許してあげなければならないということは全くない。
許せるかどうかは時が来ればわかってくる。
いつそれを決めるかは私が決めることであり、他人がとやかく言うことではない。
相手に言わずに黙って「許す」こともできる。
大切なのは、相手がその言葉を聞くことではなく、「私が」聞くこと。

「許し」とは寛容の精神による恩赦を与えるようなものであり、「罪を免除すること」ではない。
許したからといって、相手の罪がなくなるわけではない。
充分に時間をかけ、心の奥に隠れてしまった感情までじっくり探索すること。
決められるのは私だけ。自分を信頼すること。

「許さなければいけない」というプレッシャーや罪悪感は持たなくていいのだということ。「許し」というのは自分の心の中から自然と出てくるものであり、相手が謝ってこようが周りからプレッシャーをかけられようが、強制されて行うものではない。強制してくる人がいたとしたら、それはその人に問題があるので、言うことを聞かなくていい。

自分のペースで、自分のために解毒を目指し、その先に自然とやってくるものが「許し」だということ。

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