毒親からの回復の段階

このころ「回復」についてネットを見てみたところ、2chの「毒親からの回復の段階」というのが出てきた。これがとても参考になった。自分が今どの過程にいるのかを知ること、そしてこれからどんな過程を経たらいいのか、なにをしたらいいのかを知るということはとても大事だった。

アダルトチルドレン回復の段階

A アダルトチルドレンという概念を知る
B 自分は辛かった、無理をしていた、ことを認める
C 自分は自己肯定感が低いことと、認知の歪みがあることを認める
D それらを自分で補ってもよいことを知る
E 今現在、自分は何が辛いのかを理解する
F 辛いことをひとつずつ解決していく
G EとFを繰り返すことで、自己肯定感の低さと認知の歪みが少しずつ回復していく

私は当時「C」のあたりだと思っていた。それから約1年半後の現在では「G」に取り組んでいる。

毒親からの回復の20段階

第1段階 何か大きなものに失敗して自信喪失
第2段階 自信を取り戻そうと過去の栄光にすがってさらに失敗して自信喪失
第3段階 自分は「おかしい」と思ってACなど精神障害を疑う
第4段階 調べると、症状及び育った環境が自分が当てはまり「安心」アンド「絶望」を味わう
第5段階 幼児退行する(多重人格気味)
第6段階 親に殺意を抱く
第7段階 自殺を考える
第8段階 それでも生きるしかないと考える
第9段階 安心を求めてもがく(居場所を求めて??)
第10段階 友人やら異性やらすがろうとしたものに拒絶されて絶望する
第11段階 人と接することを避ける(建設的な気持ち)
第12段階 自分の好きなことだけをしようと考えるが何もなく絶望する
第13段階 それでも何かをする(新たに模索し始める)
第14段階 新たに興味あることが見つかる
第15段階 それが昔からの自分らしさとリンクしていることに気づく
第16段階 自分らしさを理解する
第17段階 自分に小さな自信を持てるようになる
第18段階 元気になる(落ち着いた元気)そしてさら一貫して昔からある自分に気づく
第19段階 親とは関係ない自分を見出す
第20段階 地に足ついたバイタリティが出てくる

当時はだいたい「第11〜12段階」のあたりだと思っていた。現在はたぶん「第14〜15段階」のあたりをさまよっているのだと思う。

この中でとても重要なのが、「自分を許す」順番と「を許す」順番だ。

親に愛されてきた人が語る決定的に間違った毒親との関係」という素晴らしい記事を見つけたのだけれど、ここにも同様のことが書いてある。毒親育ちがよく言われることは、「あなたも大人になってさ」というようなただただ「親を許せ」というような押しつけだ。

ここは明確にしておかなければならないことだけれど、ただ親を許しても解毒はできない。解毒ができないばかりか、ますます毒にひたされていくだけだ。

許す順番としては、「自分」=>「親(許したければ)」になる。

まず最初に「自分はつらかったんだ」ということを認め、親が求めるものにはなれなかった自分、親のことを嫌いだという自分を認めることが必要だ。これがなければ、解毒は始まらない。私もこのころ、他の人の体験談を読んで怒りを爆発させまくっていた。

そこから自分の中の解毒を経て、最終的に「親とは関係ない本来の自分」を見い出したとき、親が「どうでもいい」存在になっていると思う。そこまでくれば過去のことが許せているはずだ。親を許すことは自分が癒やされた結果の付属品として得るしかできない。

また、親を許すことは自分の中の変化であって、親に会って「許す」と言うことではない。なので、もう亡くなっている親も許すこともできる。自分が解毒し回復したとき、親がこの世にいようといなかろうと、自分に影響のある存在としては成立しなくなるのだ。

「許す」という気持ちは自分の中から出てくる感情だから、頭で「許そう」と思ってできるものではない。自分を回復し、相手に対する怒りが消えたとき、それが「許した」ときだ。だから人がむやみに「許しなよ」と言っても、はいそうですかと成立するものではない。許せなくても自分が子供っぽいということではないし、自分が自分の環境で経験したことを同じようにすれば、誰だって「許せない」と思うのだから、気にする必要はない。

多くの人が言うには、子供を持ってからさらに大きな山が三つあって、

①自分の小さいころを思い出して症状悪化
②「こんなかわいい存在にあんなことできない、私はなんてことをされて育ったのだ」で症状悪化
③子供に対してあんなに嫌っていた親と同じことをしそうになって症状悪化

があったということだった。どれもかなりきついと思う。③で苦しまないためにも、早い段階での解毒は必要なのだと思う。

というのも、子供を持つということは毒親育ちにとってとても癒やしになるらしい。「日本で受けたヒプノセラピー」の人も言っていたけれど、自分の親とできなかった「普通の親子」という関係を、自分が親の立場ではあるけれど、自分の子供と経験できるというのだ。これにより、心の穴が埋められていく。他にも、小さいころの自分を子供に投影し、その子をほめたりかわいがることによって、自分の心の穴を埋めることもできるのだとか。

だから毒親育ちは子供を持って健全な親子関係を経験するのがいいのだけれど、自分が毒親育ちで自分も毒を持っているという認識がなければ、親にされたことと同じことを子供にしてしまうだけだ。この解毒の段階を知り、自分がどこにいるのかを知ることは、とても重要だと思う。

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4件のコメント

  1. 始めまして、私も毒親持ちなのですが、心身の健康を保ち
    まき散らされた毒抜く為には、関係を断つしか術がないと決心して
    一年前に絶縁状を送りつけ今に至ります。

    具体的な内容にとても共感をしています。
    解毒は容易ではなく、一方的に植えつけられた毒を自分で吐き出すって
    辛いわぁ。

    暴言による精神虐待をされた人って、自分で自分を癒せず
    自分を攻撃するので、無理矢理自分を褒めていますが、人から褒められたい。
    得意分野や趣味はありますが、どうすれば満足するか、模索しています。
    お互い本来の自分を取り戻して、充実した毎日を過ごせますように!

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    1. > ももさん

      コメントありがとうございます。絶縁状、力強い一歩だと思います。自分で毒を吐き出すって本当につらいし理不尽ですよね。私もカウンセラーから自分のいいポイントを突いてもらったのは役に立ったとやはり思います。なるべく毒のない人とつき合い、自虐的なところには「それ違うよ」と突っ込んでもらい、いいところはそう言ってもらうのもいいです。適切な価値観に気づけるようになった気がします。お互い自分の歩みで進んでいけますように!

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  2. はじめまして。「愛着障害」で検索して、こちらのブログにたどり着きました。
    私の母親が愛着障害を抱えていて、その母親との関係に今も悩んでいる者です。
    私自身、母親となり、自分の子どもと接することで、
    ①~③までを経験しました。
    育児を一生懸命すればするほど、私を育ててくれなかった母親への怒りがふくらみ、爆発します。残念なことに、私の母親は育児放棄したので、育児の大変さがわからず、つまりは、今の私の大変さがわからず、余計に溝が深まっています。

    でも、「育児しなかった母親」が私の母親で、それを認めなるしかないですね。そして、私は母親とは違う人生を歩んでいるだけ。

    考えてみると、私の周囲にも「育児を避けた親」はいるはずで、でも、私はそんな人達を悪いとは思ったりしません。他人だから、気にならないし、育児以外にも人間の良し悪しを決めるファクターはあるし。どんなに育児熱心な女性だとしても、私に対して意地悪ならば、仲良くなれない。

    うちの母親は、他人としては「良い人」かもしれません。問題は、私は誰に愛着を抱けば良いのか・・・。根なし草で。

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    1. > みかんさん

      はじめまして。そうなんですよね、その辺のおばさんと思えばなんでもないけれど、親となると許せないのですよね。根無し草、すごくわかります。愛着を育てる安全基地について記事があったので、ご紹介しておきます。私の場合はカウンセラーに安全基地になってもらいました。みかんさんにもどなたか適切な人が見つかりますように。

      愛着障害の克服1:安全基地
      https://gedokunosusume.com/2015/02/25/overcoming-attachent-disorder-1/

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