現代風の過去生二つ

前世療法の最後。

昔風の話が2つ続いたところで、次は現代風の話を2つ見た。おもしろいのは、以前に「前世療法のCD」や「前世療法の対面セッション」をやったときは、西欧や中央アジアなどすべて外国の話だったのに、今回はすべて日本の話だというところだった。

3つめの過去生:新入社員のときの自分

前世ではなくて、現実の自分の過去が出てきてびっくりした。でもこういうこともないわけではないらしい。

太陽に輝く東京の高層ビルと、スーツを着た自分が見えた。新卒で入った会社だった。いい上司たちで、素晴らしい会社だと思ったけれど、あまりよくないということが明らかになって、最後はがっかりした。でも思えば、なんとなくおかしいかなということは最初からなんとなく感じていた。

次に、いくつか後の会社のオフィスが見えた。ここは今までで一番気に入っている会社で、楽しくておもしろい同僚たちと毎日を過ごしていた。でも最長で3年の派遣契約で、3年経ったら辞めなければならなかった。ここも、いいと思ったのにけっきょく安住の地にはならなかった。

人生を終えての感想は、「いいと思ったのに、違った」ということ。そして、いいとは思っていたけれど、なにか最初にちらっと不安感があり、でもそれを無視していたことも、共通していた。

考察としては、「過度の期待をしない」ということ。上司も会社も、いいところもあれば悪いところもある。これも「江戸時代風過去生の考察」でもあったように、白黒で生きていてバランスが必要だというところにつながる。また、少し変だなと感じたところは無視をせず、そこに目を向ける訓練をして、直感を信じて行動することも必要だということも入っている。

4つめの過去生:どうしょもない父親を持った娘

80年代くらいだろうか。のび太くんが暮らしているような時代が見えた。

私は10歳くらいの女の子で、警察の取調室に入っていく。そこには警官に囲まれたお父さんが私を待っていて、「おお」とこっちを見た。気弱そうな感じで、よく捕まる人だった。私はいつも、それを迎えに行く。「もう本当にしょうがないなあ…なんでこんなお父さんなんだろう、最悪だ」と思っていた。

その人生でまだ生まれてくる前、空の上から住宅街を見下ろしているところが見えた。リッチなお父さんもたくさんいるのだけれど、そういうお父さんは「私が生まれたくらいでは喜んでくれない」と思っている。その中で見た一人に対して「このお父さんが私が生まれたら一番喜んでくれるな、ちょっと頼りないから私が支えてあげよう」と思って、この情けないお父さんのところへ降りて行った。

人生を終えての感想は、あまりしっかりした親からいろいろ言われ続けるよりも「情けないくらいの親がちょうどいいかもしれない」ということだった。こんな小さい娘なのに世話をかけられて「最悪だ」とは思っていたものの、考えてみると、今の親のようにあまりにも金銭的にも社会的にもしっかりしていると、精神的に窮屈だった。

考察としては、「自分で選んだ人生」だということ。情けないお父さんだけれど、このお父さんが一番喜んでくれると思って選んだのだ。これはとてもスピリチュアル的な考えかただけれど、実際に多くの子供がそういう記憶を有して生まれてきているらしく、最近ではその研究も進んでいるらしい。

四つの話を通して、以下の二つのことが考えられる。

①自分を責めない
②直感を信じる

自分の失敗を受け入れられないのは、自分を責めているからだった。

1つめの過去生=自分が直感を信じて動かなかったこと
2つめの過去生=自分が女だったこと
3つめの過去生=自分が最初にいいと思ったこと
4つめの過去生=自分が選んだ人生だったこと

私は、常に自分を責めていた。けして自堕落で駄目な、4つめの過去生で出てきたお父さんのような人生は出てこない。人生には運が悪いだけのことだってあるし、人類の半分は女性に生まれるし、人間だから判断を誤ることだってあるし、そもそも受け入れるしかないことだってある。それについて自分を責めても、自分が苦しい思いをするだけだ。

たぶん自分の失敗を受け入れられないのは、自己肯定感がないことが問題だった。普通は生育過程で親から肯定されて身につけていくものだけれど、それができなかったために自己肯定感が育たなかった。これを自分で身につけていかなければならない。

こうしてこの前世療法で確認できたことはあったが、「それをどうしたらいいか」というところまではいかなかった。人や場合によっては、こうして過去生として客観的に問題を見て体験することで、ほどけていくものもあるのかもしれない。でもそれには何度もやる必要があるのかもしれない。

日本で体験した退行催眠では、見えたものに対して「潜在意識に働きかける」という作業をして、記憶の塗り直しというか、癒やしを行った。これが潜在意識からヒントをもらってそれに働きかけるという、「ヒプノセラピー」の完成形なのではないかと思う。前世療法でもこの作業を取り入れることで、もっと解決に向けて進めるのではないだろうかと思った。

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