ロンドンで前世療法へ

日本で受けたヒプノセラピー」はすごくよかったのだけれど、二時間一杯やってもまだまだ私の中で掘り下げなければならないものがあることを感じていた。それを解決するために、イギリスに帰国してからセラピストを探してみた。

カウンセリングは英語でもよさそうだけれど、ヒプノセラピーのような自分の奥深くに語りかけるようなものは、やはり日本語がいいのではと思っていた。体験談を読んでみて、日本人でよさそうな人をロンドンで見つけたところ、半額セールで1回40ポンドになっていたので、そこで2回予約して行ってみた。

セラピストを始めたばかりだから半額セールとのことだったけれど、とても研究を重ねていて一生懸命取り組んでいる感じの人だった。この人の助言から、「アダルトチルドレン」という単語を詳しく見てみることになり、さらにそこから「毒親」という単語へとつながることになる。本当に感謝してもしきれない。

前世療法を受けてみて」でも書いたけれど、セッションのあとは見えたことについて解説などはなく、そのままにしておくというのが、やはり本来のやりかたらしい。でもやはりみんな見えたことについて考察したいと思うので、セッションのあとにそれもやりますと言ってもらえた。

セッションを始める前に、まず自分の話をする。家族構成や問題など、質問されることに次々答えていくわけだけれど、いつも親の話になる。こんな短時間だから話せることも少ないし「きっとわかってもらえないだろうな」「また呆れられるだろうな」と思いつつ、淡々と他人のように年始の実家でのできごとなどを話してみた。すると、このセラピストもなんと毒親経験者だったのだ。

イギリスで出会う日本人の中には、日本で出会う人よりもはるかに高い確率で毒親経験者がいる。やはりみな、毒親や毒親を育んだ生きづらい社会から、無意識的に遠くへ遠くへ行くようになってしまっているのだと思う。

経験者なので話が早く、いろいろなことを聞いてもらえた。本当は「歯軋りを治したい」「リラックスできるようになりたい」が一番の問題なのだけれど、今回は2回あるので、とりあえず1回目は親について見てみようということになった。

見てみるテーマを「親との関係性がわかる過去生」に決めて、セッションを開始した。

「過去生」という言いかたをしてはいるものの、セラピストもこれが本当に過去生であるかどうかは関係ないと言っていた。要は「自分の潜在意識にアクセスしてヒントをもらう」から、どんな形でもいいのだ。人間の潜在意識というのはすごくて、わからないことがあったら心を落ち着けて浮かんでくるものを見てみればいいらしい。答えはすべて自分でわかっているのだそう。

でも素人にそれは難しいので、こうして人に誘導してもらい、自分の代わりに潜在意識に問いかけてもらって、客観的にヒントを受け取るサポートをしてもらう。

リラクゼーションの導入があって、そこからリラックスのできる気持ちのいい場所を思い浮かべる。スイスの高原みたいなところで、夫がいて、牛小屋があって、遠くに雪をかぶったアルプスのような山々が見えた。天気がよく、芝生に寝っ転がる。そこにエレベーターを思い浮かべて、それで過去へ降りていくというやりかただった。

よくある誘導は「車に乗って過去へドライブしていく」「大きな扉を開けて過去へ入る」というものだけれど、実は私はこれが苦手だった。どれだけやってみても、過去が見えてくることはなかったのだ。でもこのエレベーターを思い浮かべるものは、とてもすんなりとできた。赤いエレベーターだった。

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