江戸時代風過去生の始まり

前世療法の続き。

エレベーターで下りていって着いたところで、最初はなにも見えなかった。しばらく集中してみて、岩山の中のような風景が出てきた。

洞窟の入口のようなのだけれど、3mはありそうな大きな岩でふさがれている
戦旗をつけた、合戦の兵士みたいな格好をしている男が二人いる
でも鎧がまだ汚れていないから、合戦の「後」ではない感じ
岩がふさがっていて通れなくて、どうにか行けるところがないか見ている

そのうち岩が開いて、二人とも中に入り、蝋燭に火を灯して歩いていく
一人がついてこないと思ったら、しばらくして後から走って追いついてきた

洞窟の向こう側に出ると、緑のきれいな海辺の土地に出た
海辺の村に着くと、村民と長老らしいおじいさんが迎えてくれる
どうやらこの男二人は猟師で、この村に頼まれて村に出る熊を退治をしにきたらしい
さっそく仕事にとりかかり、昼間の大通りに熊が出て、人を食べているところを仕留めた

私はこの男二人にくっついている子供らしく、男の子で、10歳くらい
二人とは血縁関係はなく、一緒に行動してるだけのようだった
一人は、体も大きくがっしりとした、無口な頼り甲斐のある男
もう一人は、細くて口のうまい、あまり信用ならない男
切り抜けるためには女装までしたりするような、なんでもやるしなんでも言う男だった

ある日、偉い人の猫を撃ってしまったようで、大きいほうの男が牢屋に入れられる
でも「自分は悪いことをしていない」と言って、頑として譲らない
細い男のほうは、それを「嘘でも謝ってしまえばいいのに馬鹿だな」という風に見ている
今まで仲間だったのに、一旦こうなると手のひらを返したような態度

私はそこで、二人とは離れることになる
大きいほうは処刑され、細いほうも最終的にボロが見つかって処刑されたらしい
私は「どうしたらいいんだろう」と考えている
しっかり信念を持って生きててもだめだし、口先うまく上手にやっていてもだめだ

(ここで第一幕終了)

すこし大きくなったところへ飛ぶと、私は青地に白の模様のついた膝丈の着物を着ている
町の商人に拾ってもらって、育ててもらいながら商売を教えてもらっているらしい

ご主人は大人の着物を着ており、もの静かで、とても手堅く賢い人
髪型がマゲっぽいけれどそう古くもなさそうだから、江戸時代かもしれない
私もご主人の御恩に報いるためにも、仕事を一生懸命頑張っている

でもご主人に叱られることもあって、平手で叩かれているシーンが見えた
私は失敗をしてしまう自分が許せなくて、とても悲しい
10のうち9はきちんとできても、最後の1ができないと自分を許せない人間だった

年をとって、20代くらいのころ、またある日叱られることがあった
外は雪の降る寒い日で、廊下で私を叱ってから、背中を見せて行ってしまうご主人
私は土下座してるところから手を延ばすけど、ご主人は行ってしまう

その後すぐに、ご主人が亡くなる
最後に叱られてしまったことがとてもつらく、後悔したままその後の一生を送る

私はご主人の娘さんを妻にもらい、その家を継ぐことにする
妻はピンクの着物を着ていて、とても女性らしいかわいらしい人
使用人も私を信頼しているし、男の子が生まれて、その子が大きくなり孫もできる

死ぬときは周りにたくさんの子孫が集まって、とても幸せな一生だったと思う
それなのに、ご主人の最後にやってしまった失敗がまだ頭から離れない

(ここで第二幕終了)

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