私が夫にできること

スピリチュアルカウンセリングの続き。

夫が今やるべきことは、いろいろなところへ行っていろいろな人と話をして、自分の個性や特性を知ること。そのために私ができること、やってはいけないことはなにか。

私がなにかを始める前に「それはこうなる」と言っていることを、まったく聞いていないわけではない。でも夫からすると、私と自分の生きかたは違うのだなとわかっている。「その部分については、同じ性質ではないのだな」と。

だからといって「私たちは違うからなにもできることがない」というわけではない。夫が得意なことを書き出し、個性を活かす方法を考える手伝いはできる。「もっとこうしたらいい」ではなく、「こういうところがいい」というのを伝えてあげることで、本人がよく認識できるようになる。

「確かに自分はそうだな」とわかると、「でもこういうのが苦手だな」というものがわかってくる。すると「じゃあこういう人が必要だな」ということがクリアになってきて、探しやすくなる。「形」や「人数」ではなく、「性質」が必要なのだと思うので、「ここからここまで必要だな」というのを足していけばいいチームになる。

確かに、違う違うと言ってしまうと、二つのまったく別の道になってしまう。お互いに疎外感が出てきて、歩いても歩いても先がない感じになる。ずっとそういう感じで空っぽな感じがしていたのは、そういうところにもあったのだと思う。

でも、チームなんてできるのだろうか。夫みたいに、社交性のない人が。

ところが、「社交性」を持っているんですよ。そう写っていないのかもしれませんが、いるべき場所に置いてあげれば、とっても社交的なんです。

愕然とした。夫が社交的???友達もひとりしかいない人が?

たとえば、有名な芸人さんでも、舞台ではすごく賑やかでも「家ではまったくしゃべらなくて、友達もあまりいません」ということがある。でもその人がいるべき場所に置かれると、とたんに輝く。植物でも、置かれるべき環境に置いてあげると思いっきり育つけれど、まったく違う環境に置くと全然育たなかったりする。

どこに置いてあげたら個性を思いっきり使えるか、そこを考えればいい。

これは、自分にも言えることだと思う。自分の個性が思いっきり活かせる場所、そこを見つけること。

そのために、夫が気づいたことを確認してあげること。「こうじゃない」ではなく、「こういう風だったの?」「いいなと思うのはこういう理由?」などと、クエスチョンマークで聞いてあげる。すると夫が自分の中で考えられて、「そうか、そうだな」と確認できる。

「赤が好き」に対して「それってこういう感じだから?」と言えば、「あれ、なんで好きなんだろうな」「こういう感じだからかな」と自分で考えることができる。そこで「あなたが赤が好きなのはこういう理由だよね」と言ってしまうと、夫のすべきことを奪ってしまう。

「この絵こうしたら?」ではなく「この絵とってもいいと思う」と言えば、「うん、そうだね」と確認できる。そして自分でもう一度見直す時間ができるので「ああでもここはもうちょっとこうしたらいいかな」「少し深みが足りないかな」などと、自分から改良点を見つけられたりする。

夫が自分にもっと気がつくために、夫の個性が磨かれるために、できることを私が隣で淡々とする。

確かにそうだった。否定するばかりで、どう活かせるかなんて考えていなかった。毒親と同じだ。

やってはいけないことがあるとしたら、「あなたにはこれは無理だと思う」「もうそれはやってもできないと思う」とか。パチっと切ってしまうようなこと。

「なんで最初からそれができないの?」ではなくて、「やってみないとわからないことってたくさんあるよね」と言えばいい。すると「辞めたのは無駄じゃなかった」と思うことができる。落ち込んでいたりしたら「こういう機会がないと全然違う人たちと出会ったりしないから」。「なにをやっても駄目よね」ではなく「私も最初は何度もできなかったな」。

私が一杯一杯になってしまうと、愚痴ではないけれど言いたくなってしまうことがある。「でも私がもし今それを言われたら悲しくなるから、それは言わないでおこう、代わりに夫のよいとことを毎日探そう」と思ってやってみる。「毎日なにも進んでいないような感じがするけれど、時を信じて頑張っていこうね」とか、「日々いろいろなことを経験してなにかしら発見するよねー」とか。

これだとなんだか子供を持ったみたいだと思ったけれど、実際にその練習を今させてもらっているんだと思えば、なにも失うものがないばかりかになることばかりだと言われた。

なんだかウルトラポジティブだなと思うけれど、ひとつひとつを丁寧に解説し前へ進めてくれるので、いつもこのセッションが終わるころにはなんだかポジティブになれている自分がいる。

でわかっていても、がついていかない、前へ進めないということは、人間ならいくらでもある。「進めばいいじゃん」と言うのは簡単だ。でもそう言われて「はいじゃあ進みます」とできないのが、人間だ。進めないから悩む。進めたら初めから悩みなどしない。そこを進めるようにしてくれる。本当にすばらしいセラピストだと思う。

なにより、私からの信頼が夫にとって「大きな栄養」になる。「とっても信頼してるんだ」と言われることが、なによりも嬉しいはず。「正直なところ、信頼してると言うと安心しきっちゃってどうなっちゃうんだろう不安なんだ」と、正直な気持ちを告げてもいい。

確かに、今現在カウンセリングでやってることでもあるけれど、「言わない」のではなく「全部言う」のがいい。

もう会社を辞めてしまっているのだから、けっきょくなにをしても会社が戻ってくることはない。だったら現状についていつまでもダメ出しをしたって意味はないし、そのときの環境でもっとも早くやることを見つけられるように手伝うのが得策だ。そう前進できるようにしてもらえた。

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