仕事が順調に

会社勤めに復帰」してから半年ほどして、ようやく新しい生活に慣れてきた。

職場の人にも慣れてきて、少しは力を抜いて話せるようにもなってきた。なんで自分がこんなにも緊張するのか、本当に驚いていた。昔はこんな感じではなかった。大学のころにも一人で海外へ行ったり、社会人になってからも平気で営業に出ていたりしていたのに、いつの間にか知らない人と話をすることがこんなにもできなくなっていた。

ふたたび指圧へ」でも書いた通り、私の腰痛は脚の緊張からきている。脚だけでなく、歯を噛みしめていたり、こめかみがギュっとしていたり、首を縮めていたりする。仕事をしているときでも、ただ歩いているときでも、気づくと全身のいろいろなところにが入ってしまっているのだ。

中でも、以前別の先生にも指摘された通り、いつも顎が出ていて、首の後ろが落ち込んでいる形になっている。母親のように、首と背骨を伸ばすために毎週病院へ通い、しまいには腰の大切開手術を受けたりするようなことになどなりたくない。

首を伸ばして、背筋を伸ばす。でも、これが長続きしない。首と背筋を伸ばすには腹筋を使わなければならないけれど、整体の先生に「腹筋が異常に少ない」と指摘されたことがあった通り、お腹の筋力が少なくて、伸ばした体勢をなかなか保持できなかった。気づくたびに、背筋を伸ばして椅子に座るようにした。

仕事のほうも、ひと通り毎月の流れも把握でき、残業もせず計画的に流していけるようになってきた。

人前で話す」で書いた新人研修の業務については、研修を行うのではなく、内容をパワーポイントにわかりやすくまとめる作業を与えられた。私はマニュアル作りが得意だったため、こうしてもらえたことは本当にありがたかった。

ヨーロッパの他の支部へ、出張も行くようになった。私が入社してから、ヨーロッパ全体が一度に忙しくなったため、それを手伝いに、上司について出かけて行った。ただの手伝いだったけれど、仕事を覚えて、自分にもできることができてきて、プレッシャーもあったけれど、いい経験にもなった。

1年の契約は、あと半分。どうにか持ちそうな気もしてきた。

この少し前までは、本当につらくて、毎朝辞めたいと言っていた。でも自分にもできることがあって、各国の支部の人たちも私がいて助かると言ってくれて、嬉しかった。数字を扱う仕事もあったため、「満足できない」で書いた完璧主義がとても役に立った。私が入ってから数字の間違いがなくなったと、みんなに言ってもらえた。ちゃんと仕事をしてみたら、みんないい人たちだった。

しかし、今思うと、これはあまり喜ばしくないことだった。低い自己肯定を、自分の力ではなく、周りの評価で埋めようとしていたのだ。自分の評価を、自分でコントロールができない「周りの意見」に頼ってしまうことは、非常に危険だ。このときは、まだそこには気づいていなかった。

仕事を始めたばかりのころは、周りに教わることばかりで、自分にできることなどなにもなく、だから自己有用感が持てず、必要以上に苦しかったのだ。「ノンネイティブと話す」で書いた通り、「教わる」という立場に立たされたとき、必要もないのに、相手の意見を受け入れてしまい、つらくなる。

自分だって、それまでいろいろな会社で仕事をしてきたわけだ。この会社では「教わる」という立場からのスタートだけれど、なにもまったくなんの役にも立たないわけではない。だからそんなに自分を過小評価して、苦しむ必要もない。しかし、毒親育ちで自己肯定感が低いと、周りの評価が自分のすべてになってしまう。仕事を覚えるまでがあんなにもつらく、覚えてできるようになったとたん安定してきたのは、これが原因だった。

スピリチュアルカウンセリングで言われた「クリエイティビティ」(「向いていること」参照)については、確信を得た。

新しい仕事を始めて、最初はそれを覚える。引き継ぎのときにメモしたやりかたを見ながら、それにどんどん必要なことをつけ加えていく。慣れてきたら、それをまとめてマニュアルを作ってみる。もっと慣れてきたら、流れの中で工夫できることをどんどん取り入れて、新しい作業手順を作り、新しいマニュアルを作り上げる。

どこの会社でもこういうことをやってきたけれど、今まではこれがどういうことなのかはあまり自分でもわかっていなかった。「クリエイティビティ」という言葉を使うことで、今までやってきたことに一連のつながりができた。

またさらに、「数字を扱う仕事」が好きだということもわかった。新人研修のような人前で話をする仕事ではなく、コツコツと数字を集め、必要なデータを出したり、分析したり、そういう暗くて寂しい仕事が好きだった。前の会社でもそういう仕事が好きだと思ったけれど、今回ここでもうひとつ違う種類の仕事も一緒に担当してみて、はっきりわかった。

そして、やはりいろいろな人たちと協力して仕事をするのが好きだと思った。前の会社でも、いろいろな国の担当者がいて、その人たちと協力し合いながら仕事をするのがとても楽しかった。この会社でも、オフィスはほぼイギリス人ばかりだけれど、各国に支部があって、そこの人たちと連携を取りながら仕事をするのがとても楽しかった。

①クリエイティビティ
②数字
③各国と協力

これが、今後の仕事探しの上でのヒントになると思った。

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2件のコメント

  1. > mimiさん

    私もそうでした。なので転職するたびに自信がなくなったり(最初は習うことばかりなので)、仕事でうまくいかないことがあると必要以上に落ちていました。
    人がどう思うかといのはコントロールできないので、それに頼っていたらやっていけないんですよね。自分が頑張ったと思っても、人によってはそれほどでもないと思われたりするし。でも自分が自分の尺度で頑張ったなら「頑張った」と、自分だったら必ず評価することができるんです。だから自分の評価を人任せにせず自分でやるということが大切なんですよね。

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  2. > mimiさん

    すごくわかります。前世代的な考えかたですよね、他人評価って。でもけっきょく人間って、どれくらい頑張ったかどれくらいできなかったかっていうのは人それぞれだと思うんです。アルファベットも読めなかった人が「I am Japanese」って言えるようになるのと、もともとペラペラな人が難しい文章を読めるようになるのと、どちらも同じ頑張りかもしれません。でもペラペラな人にしたら「I am Japanese」が言えても「頑張った」とはあまり思えない。でもそれはその人の頑張りが足りないわけじゃないですよね。
    頑張ったかも駄目だったかも、みんな自分でしか評価できないんですよね。だから他人に自分の評価を任せてしまうと回らなくなるはずです。考えてみたらわかることだけど、私もこの考えかた知らなかったので大変でした。

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