私は眠りがとても浅く、毎日いくつも夢を見る。

渡英後に祖父が二度も夢に出て、それから夢見がよりいっそう激しくなった気もする。見ないときもあって、そういうときは一週間にひとつも見ないこともあるんだけど、見るときはひと晩に3つも4つも見る。昔から、見た夢の内容をメモしているけれど、SAGBでこのようなことを言われるとは思ってもいなかった。

ただ、夢というのは本当にランダムだから、分析するにしてもとても難しい。中学のころから使っていた、夢の辞典もあるけれど、これは一般的な象徴解釈に留まるため、当たらないことが多い。のちに、心理学の先生が書いた夢分析のいい本(「プロカウンセラーの夢分析」東山紘久著)を手に入れるものの、それでもまだ不可解なことだらけだ。

それでもたまに、生活の中でどうしたらいいかわからないことがあると、見守っていてくれていると言われた曾祖母と祖父たちに「おじいさんおばあさん、ヒントをください」と祈る。答えのようなことが夢で返ってくることもあるし、もうぜんっぜん理解不可能な夢を見てよけい放心することもある。

このときも、SAGBで「夢を訓練するように」と言われ、「とはいえどうしたらいいんだよ」と思いながら寝ると、漢字練習のように、何度も何度も同じ漢字を書かされる夢を見た。

その漢字は「楽俊」で、十二国記という小説の中に出てくるキャラクターの名前だった。このキャラクターは、あっけらかんとしていて、何ごとにもリラックスしている人物として描かれている。このキャラクターのように、心配せずあっけらかんとしているように、というアドバイスだったのかもしれない。これならわかりやすい。

でもこのときは特別で、他にも夢の中に数字が出てきたり、日付時間が出てきたり、同じようにを書かされたりすることがあるけれど、それでも意味のわからないものが圧倒的に多い。夢分析についてもっと勉強したいと思うけれど、どこでどう勉強したらいいものかわからず、ただ毎日夢をメモするのみに終わっている。

SAGBでは「先祖が夢を通して私にアドバイスを送っている」と言われたし、私も先祖に助けを求めるように心の中で祈るけれど、これは「先祖」という対象を持つことによって、自分の潜在意識に語りやすくするのだと私は思う。カウンセリングでやった「喉に問いかける瞑想」も、自分のではあるけれど「」という対象を持つことによって、「問いかける」という行為を行いやすくしている。

「夢」にヒントを求めることによって、自分の潜在意識から答えをもらう。ヒプノセラピーと同じ原理だ。

人間には直感があり、潜在的にはすべての答えがわかっているという。その答えを引き出すために、潜在意識に語りかけるのだが、日本人はそれを「先祖に感謝し助けを乞う」という形によって自然と行ってきたのではないかと思った。

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2件のコメント

  1. テンプレでもあるのかというくらい似通った親の行動、言動などなど
    興味深く読み進めていたら突然の「楽俊」の登場に笑ってしまいました。
    彼はどこにあっても重い空気を打ち砕く力があるのかもしれませんね。

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    1. > ビビさん

      コメントありがとうございます。楽俊ご存じですか。ずいぶん昔に読んだものですが、けっこう心理的な面をついている話でドキッとさせられたのを思い出します。今でもよく時間や文字が出てくる夢は見るのですが、解読が難解ですね。

      いいね

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