前世療法のCD

実は、私はまだ渡英したてのころに、前世療法をやってみたという人の話を聞いていた。その人は、映画のようにはっきりと見えて、江戸時代の世の中に自分が入り込んだような、とてもおもしろい体験をしたと言っていた。当時、私もすごくやってみたかったんだけど、その先生は日本にいるとのことで、帰国したらやってみようかなと思っていた。でもネットで見てみると、料金が2万円と非常に高額だったため、あきらめていた。

だけど、このテレビの動画を見て、出ていた先生を調べるうちに、なんとその先生の催眠導入のCDを見つけたのだ。しかも、3,500円ぽっきり。このお値段で、自分で何度もできる。さっそく購入し、聞いてみた。

だけど、そう簡単にはいかなかった。これが、なかなか難しかった。

催眠導入だから、リラックス系の音楽が流れ、先生がゆったりした口調で導入していくんだけど、寝っ転がって聞いていると、思わず睡眠に導入されてしまう。寝こけてしまい、「ンガッ」となってはハッと起きる、なんてことが続いた。

でもあるとき、またうつらうつらしてたんだけど、過去生の自分の特徴を聞かれているときに、「髪の色は?」というところで、突然バッと鮮明に画像が見えた。1枚の写真のように。

それは、そのとき寝っ転がっていた自分のベッドの枕元で、1本の髪の毛をつまんで持っているところだった。私の手はやけに白く、髪は、縮れていて、あまり手入れのされていないような、貧乏っぽい金髪だった。

「見えた!!」と大興奮してしまったせいか、そのときはそこで一気に終わりになってしまった。

でも、次にやってみたときは、けっこういろんなものが見えるようになってきたのだ。

まず最初に、茶色い牛を世話している、白い頭巾をかぶってロングスカートをはいた、15〜17才の白人の女の子が見えた。場所はたぶん、南仏とか、イギリスの南。今から200年くらい前で、名前はマーガレットとか、「M」がつく名前だった。

次に見えたのが、暗くて、天井が高く、狭いダイニングだった。小さい兄弟が、何人かいた。長髪のジーザスみたいな男性が、窓を背にして、奥の席に座っていた。これがたぶん父親で、それ以外はっきりしない。父親は窓を背にしてるから、暗くて顔が全然見えない。

晩年は、背がすごく高くて、細いおばあさんで、窓際のベッドに横になって、一人で亡くなる。89才。窓の外に見える、雲が浮かぶ晴れの日の、ヨーロッパの田舎の景色がすごく素敵。けっこうのんびりとおだやかに、寿命で亡くなった。

CDの誘導の通りに、死んだあとに空に上って行くと、仙人みたいなおじいさんがいて、この人があの世の管理人みたいな感じだった。そこで、小さいピンクの服を着た女の子と、暗くて全然顔がわからない男の人が、過去生の私を迎えに来てくれた。

薄ぼんやりと感じ取ったことは、私は厳格で静かな父の言うとおりに暮らしてたんだけど、そのお陰で結婚もできずに一生独身だった。でも別に、それを悔やむとかそういう雰囲気は受け取れなかった。死ぬときに一人だったけど、すごく寂しいという感じはなかったし。最後に出てきた女の子は、結婚をしなかったから産めなかった子かもしれない。

最後の自分へのメッセージは、もらえなかった。別に悔いはないんだけど、今度は自分の人生を生きてみたいな、というような感じだったかもしれない。

映画を見ているみたいに見えるという人もいるのに、私の場合は薄ぼんやりと夢のように、しかも断片断片の静止画が出てくるだけで、映像のようには見えなかった。それで、人にやってもらいたいと思うようになった。

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