最初のカウンセリング

「最初」と言っても、「人生初」ではないんだけど。

実は大学のときに一度、学校のカウンセリングに行ったことがあった。高校から大学にかけては実家で一番病んでいたときで、大学でカウンセラーを見つけたときに、2〜3回ほど行ってみたことがあったのだ。でもそれも解決には結びつかなかったけど。そのときは、「なにかがおかしいんだけど、なにがおかしいのかわからない」ということしか、わからなかった。

このときも、本当にもうどうしたらいいかわからなかったので、すぐカウンセリングを探した。当時こちらにいた日本人の友達の中に詳しい人がいたので、教えてもらって行った。

そこは、個人で自宅でやっているところだったんだけど、CBT(認知行動療法)という、イギリスでよく使われている手法を使ったところで、女性のカウンセラーだった。

大学のカウンセラーは男性で、私が言うことを全部ばーーーーーっとメモしていって、A4で何枚も何枚も書いていた。でもこのCBTのカウンセラーはほぼメモをとらず、ただ話を聞いている感じだった。

1時間ほど話をして、その間に彼女は同意したり、共感を示したりするだけで、特に「こうしたほうがいい」などの意見はくれなかった。そういうものらしい。私からの意見だったり、見解だったりを話させるような感じだった。それでも、その同意だったり共感だったりが、とにかく胸につまって、何度も泣いた。

イギリスに来て、毎日のように起こる不都合や不条理が嫌で嫌で、それを全部夫に当たってしまっていたんです、と話したら、「それはつらかったですね」と言われて、びっくりした。詰まっていたものが一気にあふれ出した。そう、私はつらかったのだ。でも、自分でさえもそんなことはわかっていなかった。

普通の人ならきっと、「最悪だね」「旦那さんがかわいそう」などと言ってくるんだと思う。でも、そうやってただ事実を言葉にするだけでは、たぶん解決にならない。どんな問題があってその現象が起こっているのか、それを見つけることが解決への一歩なんだと思う。そういう手法なのかと思った。

落ちたときは、もう0%だと思っていた可能性が、時間が経って20%くらいに思えるようになって、カウンセリングを受けてみて、60%くらいに感じられるようになった。これだけでも、ものすごい進歩だった。

カウンセラーは、私がものを書くことが好きそうだと思って、「自分がしてしまっていることや、治したいことを書き出してみるのもいいかもしれませんね」というアドバイスをくれた。書き出してみて、眺めてみてみたら、なにかわかることが出てくるかもしれないと。

今回は、自分でいろいろ気づいたことがあったのと、話をしてみてなんとなく問題が見えて落ち着いたのと、これからやることもできたので、この1回だけでとりあえず終わりにしましょうということになった。このときは、1時間50ポンドだったかな。私もお金がたくさんかかることは避けたかったから、ここからは自分で頑張ろうと思っていたし、私さえ頑張れば自分でできると思っていた。

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